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HOW TO CHOOSE ヘルメットの選び方

いかなるヘルメットも、あらゆる衝突から常に利用者を保護できるわけではありません。しかし頭部を最大限保護するためには、正しく適合したヘルメットを確実に着用する必要があります。ヘルメットが適合しておらず、また装着が不十分な場合、万一の事故の際にヘルメットが脱げ、重大な頭部の負傷または死亡につながる可能性があります。

正しい適合性を確かめるために

頭部の寸法を測定してます。眉の上約2.5cmの高さで頭部の周囲を巻尺で水平に測ってください。

測定した頭部の寸法に最も近いサイズのヘルメットを選択してください。頭部のサイズが2つのヘルメットサイズの間だった場合は、まず小さいヘルメットから試してください。

ヘルメットを試着してください。

顎ひもでヘルメットの開口部を広げ、頭をヘルメットに滑り込ませます。このとき顎ひも力バーではなく、顎ひもだけを引っ張ってください(力バーが 外れてしまう場合があります)。ヘルメットがぐらつく場合はサイズ が大き過ぎます。ヘルメットに不慣れな方は、締め付け感のあるヘルメットを避けられるかもしれません。着用がスムーズでなく感じても、できるだけフィツトする小さいヘルメットを使用してください。

ヘルメットの試着

ヘルメットが適切にフィットする
正しいサイズであるかを
確かめる
ために、
以下のチェックリスト
をすべて点検してください。

内装が頭全体にぴったり合うことを確かめてください。

上部パッドが頭頂部に密着していることを確かめてください。

頬パッドが頬と接触していることを確かめてください。

内装と額の間に、指を差しこむことができるスペースが一切ないことを確かめてください。

ヘルメット左右側面を手でつかんでください。頭を動かさず、ヘルメットを上下左右に動かしてみてください。ヘルメットの動きにつれて、あなたの頭や頬の肌が引っ張られる感じがするはずです。それが無く簡単にヘルメットを動かすことができる場合、ヘルメットのサイズが大き過ぎますので、より小さなサイズを試してください。

ヘルメットの試着 ヘルメットの試着

ヘルメットの固定方法を確認し、
以下に進んでください

痛くならない範囲でできる限りしっかりと顎ひもを締めてください。顎ひもがたるまず、顎に沿うようにしてください。

顎ひもを固定した状態で、両手をヘルメットの後面に当て、ヘルメットを前方に回転させて外すようにして<ださい。

ヘルメット前部の額の上(または顎のガード)に両手を当て、ヘルメットを後部へ回転させ外すようにしてください。

ヘルメットがどちらかの方向でも脱げ始める場合は、ヘルメットが大きすぎるか、または顎ひもが十分に締まっていません。

顎ひもを正しく締めることはたいへん重要です。指先で顎ひもを下へ引っ張るようにしたとき、顎ひもが顎から離れたり、また緩む場合は顎ひもがDリングに正しく通っていません。顎ひもが緩い場合は最初から締め直してください。万一の事故の際に衝突のショックでヘルメットがはずれて飛んでしまい、頭部が完全に無防備になる可能性があります。また顎ひもを締めた状態で、頭部から回転してはずれる可能性のあるヘルメットは、事故の際に脱げて死亡または重大な人身事故につながりますので使用しないでください。

Dリング

Dリングによる締め付けをしっかりおこなうために、下図に示す方法で 顎ひもをDリングに通し、顎に密着するようにしてください。顎ひもを確実に締め付けたら、ひもの余りがばたつかないよう、顎ひも先端のフックをDリングに留めます。

Dリング

クイックリリースバックル
(バックル採用モデルの場合)

差込部をロック側へ力チッと口ックするまで差し込みます。顎ひもが正しい向きでロック側に差し込まれているか、ねじれが無いか確認してください。顎ひもを外すときは赤いひもを引き、ロックを解除しながらベルト部分を引くと外れます。